ニキビに悩んで10年。私が皮膚科で注意された5つの事
こんにちは。みーたろ(管理人)です。
本日は皮膚科医から注意された大切な事、見落としていた事をまとめたいと思います。
なぜなら、、、地元(東京)の皮膚科をはしごしまくった私は、スキンケアやニキビケアについて様々なことを注意されまくってきました。
以前に怖い先生に威圧的に全否定されたときは「もうあまり自分のニキビケアとかスキンケアのことは話さないでおこう…」と思ったのですが、、、
新しい皮膚科へ訪ねた際は一応使っている化粧品・ニキビケア・スキンケアのことはお話するようにしています。でなければ、適切な処置をして頂けないので…。
コツコツと試行錯誤してお肌が改善された経験から、皮膚科医から貰える情報や指摘ってかなり有り難い事に気づきました。
なので、皮膚科医から注意されたり指導された内容は、度々ブログでも紹介していますが、、、バラバラに情報が散らばっている状態なので今回改めてまとめていきます。
その① 睡眠不足・生理前・ストレスは言い訳!
私は仕事が多忙になったり、生理前になると元々あったニキビの炎症はかなり酷くなり、フェイスラインに新しくボコっと大きな大人ニキビが出来ていました。
そんな悩みから「ニキビが出来るのは睡眠不足のせい…」「生理前だからホルモンバランスが崩れてニキビが出来てしまった」と考えていました。
とある都内の有名皮膚科医にもその事を伝えたところ、きっぱり「生理や睡眠不足のせいでニキビが出来るという考えは間違っているんですよ」と断言されました。
確かに睡眠不足になってもお肌が綺麗な人もいますし、生理不順の人でもお肌が綺麗な人もいます。
でも何故、環境に左右されてニキビが出来る人と出来ない人とわかれるのでしょうか?不平等だと何年間も思い続けてました。
でも、それは大人ニキビの根本の原因である「ターンオーバーの乱れ」「毛穴詰まり」を防ぐお肌の底力に関係があるそうです。
底力があるお肌は多少のストレスや体調の変化にも左右されないらしい。
そもそも、睡眠がしっかりとれるタイミングや生理前やストレスの際に行っている通常のスキンケアで底力のあるお肌は培われるのです。
では、どのようなスキンケアがお肌の底力を作っていくのかというお話になるのですが、、、私は「化粧水・乳液・美容液・サプリメント・抗生物質の全てを遣り尽くしているのにどうやってこれ以上スキンケアを強化するのか」と疑問で仕方ありませんでした。
しかし、スキンケア内容を皮膚科医に伝えると、実は見落としていた事やハッとさせられる事を指摘されました。
それが、次の「その② 化粧品を塗ったくるのはお肌殺し!」に続きます。
その② 化粧品を塗ったくるのはお肌殺し!
世の中には沢山の化粧品であふれています。
化粧水に乳液に美容液にスポッツ用のジェルやクリーム。
美肌を訴求したサプリメントや栄養ドリンクも販売されています。
ニキビのないお肌を目指して、あれやこれやと試している人も多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。が、、、しかし。
「あなた、それはお肌殺しですよ。」
え!?!?!どう言うこと?!?!?!?!!
実は販売されている化粧品は、「販売」されている手前ビジネス的観点を外せないのです。
つまり、利益を出し続け、売り続けなければいけないのです。見えないデメリットやお肌への負担は無視されています。
広告やパッケージにはメリットが沢山謳われていますが、よーく考えてみてください。
クレンジングは界面活性剤で、お肌の汚れだけではなく常在菌までも洗い流してしまいます。それに毎日お肌をこすって摩擦という負担も与えています。
化粧水や乳液や美容液は、お肌本来の保湿機能や免疫力を無視し、お肌を甘やかし続けています。
過度なピーリングやコメドプッシャーは、角質を引っこ抜くことで下にある未完成の皮膚を表や外気に晒す事になります。
更には、医薬部外品の化粧品と呼ばれるものは、お肌のトラブルを治したり、細胞へ直接働きかけることは法律で禁止されています。
つまり角層より奥の細胞まで浸透させることも出来ないし、お肌のトラブルを根本から治すことは出来ないのです。
そんな中、医薬部外品の化粧品を過剰に塗ってしまう事は、無意味でもありますし、むしろ摩擦などのストレスや、細胞を守る皮膚膜や常在菌や免疫力にダメージを与えてしまう事になります。
一番大切な事は、お肌本来の底力を蓄える事。スキンケアはお肌の調子を見ながら極力シンプルに、本当に必要なものを「補助」してあげる程度で充分だそうです。
その③ 界面活性剤が1番の敵!
お肌本来の機能を引き出すために、一番気をつけなければいけないのが「界面活性剤」だそうです。
いろいろな種類の界面活性剤がありますが、今回お話するのは、お肌の汚れを浮かせて流すために配合されている界面活性剤です。
クレンジングや洗顔料に含まれていることが多いです。
そもそも、お化粧ってお水で落ちない油性なので、油もしくは界面活性剤で落とすしかないんです。
その中でも、最近は擦らず落ちるクレンジングやオイルフリーのクレンジングが普及してますよね。
これらに含まれている界面活性剤は楽ちんにお化粧を落とせる一方で、お肌の皮脂膜、常在菌やバリア機能すらも洗い流されてしまう強力な成分なのです。
これらが洗い流されてしまうと、角質層の水分バランスが崩れ、外部刺激に弱いお肌となり、お肌トラブルを頻発するようになります。
皮脂汚れや角質をしっかり除去することを謳っている、洗顔料も同様。
適度な皮脂の除去どころか、さっぱり感を追求しすぎて、皮脂膜を破壊しているものが多く存在しています。
私は界面活性剤でかなりお肌が敏感になっていて、いつの間にかニキビを繰り返すお肌となっていることを皮膚科で知りました。
ところが、市販のクレンジング(お化粧落とし)を断ち、ホホバオイルと石鹸素地で出来た無添加の固形石鹸でクレンジング&洗顔したところ、かなりお肌が改善されました。(ガチ)
その④ 動物性の成分は要注意!
化粧品に含まれている動物性成分と言われると何を思い出すでしょうか。
最近流行のプランセンタあたりでしょうか。
実はヒアルロン酸やコラーゲンも動物由来であることが多いのです。
例えば、、、
コラーゲン⇒ほ乳類・魚類・鳥類のいずれかの部分
ヒアルロン酸⇒鶏のとさか
プランセンタ⇒牛・豚・羊の胎盤 などなど。
動物性の化粧品成分はウイルスや微生物を取り除く精製作業がかなり難しいと言われているようで、安価の化粧品であれば精製がきちんとされていない化粧品もあるのだそうです。
これらをお肌に塗ってしまうと、本来免疫のない動物性の成分にお肌がただ単純にビックリして刺激を受けてしまうのです。更に、ウイルスや微生物などが残っている場合はアレルギーを起こしてしまう場合もあります。
どちらかというと植物性の成分の方が負担は軽く、リスクも低いと言われています。
ただ、ヒアルロン酸などメジャーな成分に関しては、最新のバイオテクノロジーで量産することが出来ているものが多く、どちらかというと「動物性由来成分」という認識で割りかし負担も少なめだそうです。
その⑤ 即効治ったニキビは即効ぶり返す!
最後に、すぐ治ったニキビの多くは即効ぶり返すと名医が言っているのを良く耳にします。
これはステロイドや美容液などでニキビが一時的に消えたとしても、根本的な解決にはなっていないため、耐性がついてしまったり使用を停止してしまうとぶり返してしまうのです。
そのため、ニキビ対策を行う際は「お肌の性質そのものを改善する」つもりで取り組んでいかなければなりません。
つまり、既存のニキビを消す事よりも、新しいニキビを作らせないスキンケアが大切です。
また、短期的に「すぐニキビを消す」と考えるより、ニキビケアやスキンケアは1つずつ根気づよく続けていかなければならないそうです。
化粧品やスキンケア方法を短い期間で頻繁に試してしまうと、逆にお肌を傷つけかねません。
悩んでいると、目先の効果ばかりで評価しがちですが、長期的にお肌と向き合う必要があるのですね。
今日ご紹介した注意事項も即効性ではなく、微々たるお肌の変化も良く観察しながら、じっくりと試してみてください。
それでは、皆様のお肌が少しでも改善されますように…。
何かありましたら、また追記させて頂きます!
acneclinicinfotokyo.hateblo.jp